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Displaying posts with tag: レプリケーション (reset)
Slave側のSystem lockについて

MySQL5.7までのSHOW SLAVE STATUSだけでは分からない事が多かったけど、MySQL8.0のSHOW SLAVE STATUSは少し改善されていた。
マスター側で負荷をかけて、スレーブの状態を確認した時にスレーブ側で”Systetm lock”という状態になっていて、詳細を確認する為にPerformance Schemaを確認してみた。
MySQL8.0からはPerformance_Schemaを確認しなくても”Slave_SQL_Running_State”で状態が確認出来るようになっている。
以下、MySQL8.0で確認したログですが、MySQL5.7では”System lock”だった状態が、MySQL8.0では”Applying batch of row changes (update)”になっています。

[admin@misc02 ~]$ cat repli_log | grep Slave_SQL_Running_State
Slave_SQL_Running_State: Slave has read all relay log; waiting for more updates
Slave_SQL_Running_State: Slave has read all relay log; waiting for more updates …

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MySQL Group Replication間のレプリケーション

MySQL Group Replicationは、グループで一つのIDを持つ為、通常のシングルインスタンスと同じようにレプリケーションを組む事が出来ます。4月のInnoDB Clusterリリース以降、MySQLを利用されているお客様から、幾つか質問を受けていたので念の為に挙動を再確認。

環境
複数サーバーを準備出来なかったので,シングサーバーにポートを変更して、2グループ(6サーバー)で先ずはGROUP REPLICATIONを準備。

mysql> select @@version;
+-------------------------------------------+
| @@version                                 |
+-------------------------------------------+
| 5.7.18-enterprise-commercial-advanced-log |
+-------------------------------------------+
1 row in set (0.00 sec)

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SLAVE_PARALLEL_WORKERSの調整と遅延確認

MySQL5.7からslave_parallel_workersを調整してスレーブの遅延が対応出来る事は、
色々な資料やブログ等にも書かれているので詳細はそちらを確認してみて下さい。
Oracle MySQL Cloud Service(OC3 = 2vCPU)の環境でSQLSLAPで負荷をかけてみて、
マスターとスレーブで遅延がどれだけ解消できるか?若しくはどこまで調整すれば良いか確認してみました。
slave_parallel_workersを1,2,4,8,16,32と変更して確認した中では、slave_parallel_workers=8が安定していました。
但し、slave_parallel_workersが多いからと言ってCPUが少ないインスタンスより上がる訳では無く、全体的なシステムのバランスが重要なようです。
スレーブのCPUや実行されているQuery等を確認して、適宜最適な値を調整出来ると良いですね。

環境

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【復習】MySQLマルチソースレプリケーション

MySQL5.7から実装された、マルチソースレプリケーションに関しての質問も少しずつ増えてきたので、改めて基本的な挙動をこちらに纏めました。
基本的には、通常のレプリケーションの挙動と変わりませんが、CHANNELに分けて1台のスレーブが複数マスターからのログを受け取るので、運用上、気を付けないといけない部分が増えてくるので、リカバリー含むPOCはしておいた方が安心です。

■ マスター側の設定(複数マスターサーバー全体でサーバーID以外は同じ)
※ マスター側は通常のレプリケーションの設定をしています。(サーバーID, バイナリーログ等)
※ ログポジションベース、GTIDモードどちらも可能ですが、今回はGTIDで設定しています。

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MySQL Group Replication DMR(5.7.14)

MySQL5.7.14のGroup Replication DMR版が先月リリースされていたので、基本的な動作確認をしました。
まだ、DMR版なので前回の5.7.10とまた微妙に異なっていて、
group_replication_peer_addressesがgroup_replication_group_seedsに代わっていたり、
group_replication_recovery_userやgroup_replication_recovery_passwordが無くなっていたりします。

MySQL Group Replication: A Quick Start Guide
http://mysqlhighavailability.com/mysql-group-replication-a-quick-start-guide/

MySQL5.7.10版での検証: MYSQL GROUP REPLICATION
http://variable.jp/2016/07/18/mysql-group-replication/

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mysqlslavetrxによるGTIDベースレプリケーション時のエラーSKIP処理

ログポジションベースのレプリケーションの場合は、レプリケーション障害発生時にスレーブでSKIP処理を容易に行う事ができましたが、GTIDモードの場合は以下のように空のトランザクションを実行して、エラー対応をする必要がありました。

mysqlslavetrxを利用しない場合の例

root@localhost [sakila]> stop slave;
Query OK, 0 rows affected (0.03 sec)

root@localhost [sakila]> SET GTID_NEXT = "3edaa0b8-3e39-11e4-9df1-080027f5bf08:54";
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

root@localhost [sakila]> begin; commit;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

root@localhost [sakila]> SET GTID_NEXT = "3edaa0b8-3e39-11e4-9df1-080027f5bf08:55";
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

root@localhost [sakila]> begin; commit;
Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)

root@localhost [sakila]> SET …
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MySQL Group Replication

現状、まだLab版ですが、MySQL5.7の追加のプラグインとして、マルチマスタまたはアクティブ/アクティブレプリケーションをサポートする
同期レプリケーション型のグループレプリケーションが準備されています。まだ、Lab版という事もあり、機能追加やバグ対応などがまだまだ必要な段階ですが、LAB版→DR版→RC版→GA版と段々と安定してくると思いますので、次のLab版がリリースされたら是非検証環境で試してみて頂ければと思います。
マスターサーバーのHA対応やスレーブが多い環境で、マスターサーバーのレプリケーション負荷分散等に活用出来そうです。

Group Replication関連参考ブログを見て頂けると、基本的なインストール方法が書かれていますので試される場合は、此方を参考にして下さい。

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Work Tableによる処理 (temporary,memory tables)

特定のSQL処理で、GROUP BYなどの集合関数を利用していて、
“Using temporary”,”Using filesort”などが出て処理時間がかかり過ぎたり、
サブクエリーによる結果をJOINしてindexが利用出来無かったりと、
困難な場面に遭遇する事があるかと思います。

基本的には、物理的に変更しても良くて数倍だと思いますので、
アプリケーションやクエリーを工数かけて書き換えて対応するのが良いと思いますが、
なかなか出来ない場合は、可能な範囲でサーバーパラメータを変更したり、
クエリーを若干変更してメモリーテーブルやTEMPORARY TABLEなどでワークテーブルを作成し、
サブクエリーなどの結果を随時集計しIndexを使えるように処理する方法もあるかと思います。

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MySQL Enterprise FirewallとReplication連携

先日、ご紹介させて頂いた、MySQL Enterprise Firewallを利用する事により、
White ListベースのDBアクセス制御(ステートメントベース)をUserアカウントとSQLステートメントの
組み合わせで実装する事が出来ますが、Publicクラウドを含む環境でWebサイトを運用されている場合は、Replication機能と組み合わせてご利用される場合もあるかと思います。

MySQL Enterprise Firewallには、全部で4つのテーブルがありますが、
(Information_Schemaに2つMySQLに2つテーブルが準備されています)
information_schemaにあるテーブルに関しては、レプリケーション対象外なので実際にSlaveに同期されるのは以下の2つのテーブルという事になります。

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MySQL5.7におけるレプリケーションの改良

MySQL5.7にてレプリケーションに新たなオプションが加わったので、
ここで軽くご紹介させて頂きます。

今回は、以下の2点のみ検証してみました。
1. マルチスレッドスレーブ(同一スキーマ)
– 全体的なパフォーマンス次第ですが、トランザクションを並列して実行可能。
レプリケーションのパフォーマンスが向上します。
2. 動的フィルタリング
– オンライン処理増えると、メンテンナンス時間の制限が減らせてますね。

検証、MySQL Version


root@localhost [REPLI]> select @@version;
+--------------+
| @@version    |
+--------------+
| 5.7.7-rc-log |
+--------------+

以下は、また時間見てご紹介させて頂きます。

■ …

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