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DB Tech Showcase Tokyo 2018

DB Tech Showcase 2018 Tokyo

DB Tech Showcase 2018 TokyoにてInnoDB Clusterを用いた、MySQLの高可用性構成への取り組みに関して紹介させて頂きました。プロダクションのデータベースなので、これまでの機能紹介やシンプルなデモとは異なり、様々な確認や調整が必要で、DBのアップグレード以上に時間を割いている感じです。移行後は、シンプルにマスターを切り替える事で、MySQL Routerが自動的に接続を切り替えてくれるので非常に楽になります。
また、作業工数も大幅に削減出来るので、会社にとってもダウンタイムによる機会損失削減といったメリットだけでなく、エンジニアの工数削減によりサービス開発に専念が出来るようになり非常に良いソリューションだと考えています。

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Connector/Jの設定確認

MySQL用のコネクター、Connector/Jの動作を改めて確認してみました。
検証した内容としては、jdbc:mysql、jdbc:mysql:replication、jdbc:mysql+ReplicationDriver, jdbc:mysql:loadbalanceの接続方法による挙動の違い。

検証環境:
Connector/J: mysql-connector-java-community-5.1.36-bin.jar
MySQL環境:  mysql 5.7.21 でグループレプリケーション(シングルマスターモード)


-bash-4.2$ ./gr_mysql_status.sh
mysql: [Warning] Using a password on the command line interface can be insecure.
+---------------------------+--------------------------------------+--------------+-------------+--------------+
| CHANNEL_NAME | MEMBER_ID | MEMBER_HOST | MEMBER_PORT | MEMBER_STATE |
+---------------------------+--------------------------------------+--------------+-------------+--------------+
| group_replication_applier | 1d69db5d-a273-11e8-b673-080027d65c57 | …
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MySQL8.0 SYS Schema

MySQL8.0 SYSスキーマの確認。 
基本的には、MySQL5.7と変わりは無いですが、ロックを取得するVIEW内部のテーブルがInformation_schemaからPerformance_Schemaに変更になったりしている。但し、VIEW内部のスクリプト変更なので基本的に問題無く、これまで通り利用する事が可能です。

オフィシャルマニュアル: Chapter 26 MySQL sys Schema

確認したバージョン


root@localhost [mysql]> select @@version;
+-----------+
| @@version |
+-----------+
| 8.0.11    |
+-----------+
1 row in set (0.00 sec)

root@localhost [mysql]> 

ドキュメント

MySQL8.0 SYS スキーマ概要 from

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MySQL5.7からMySQL8.0へのアップグレード

MySQL5.7からMySQL8.0へのアップグレード対応時のメモ

他のインスタンスも既に、アップグレードしましたが、UTF8MB4以外の文字コードを利用していたり、パーティションエンジンを利用していたので、
少々手間取ってしまいました。こちらの、アップグレード例はもともと、MySQL5.7で初期インストールして利用していたデータベースでUTF8MB4を利用して、
パーティションもInnoDB Native Partitionを利用していたので直ぐにアップグレードする事が出来ました。ただし、いくつか設定を変更しました。

アップグレード手順
1: mysqlsh (Ver 8.0.11) にてアップグレード事前チェックを行う
2: MySQL8.0のバリナリーダウンロード (Generic Tarを利用しました)
3: …

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Slave側のSystem lockについて

MySQL5.7までのSHOW SLAVE STATUSだけでは分からない事が多かったけど、MySQL8.0のSHOW SLAVE STATUSは少し改善されていた。
マスター側で負荷をかけて、スレーブの状態を確認した時にスレーブ側で”Systetm lock”という状態になっていて、詳細を確認する為にPerformance Schemaを確認してみた。
MySQL8.0からはPerformance_Schemaを確認しなくても”Slave_SQL_Running_State”で状態が確認出来るようになっている。
以下、MySQL8.0で確認したログですが、MySQL5.7では”System lock”だった状態が、MySQL8.0では”Applying batch of row changes (update)”になっています。

[admin@misc02 ~]$ cat repli_log | grep Slave_SQL_Running_State
Slave_SQL_Running_State: Slave has read all relay log; waiting for more updates
Slave_SQL_Running_State: Slave has read all relay log; waiting for more updates …

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MySQL文字セットの変換

MySQL8.0における文字セットの変更:
デフォルトの文字セットがlatin1からutf8mb4に変更されます。 これらのシステム変数は次のような影響を受けます。character_set_serverおよびcharacter_set_databaseシステム変数のデフォルト値は、latin1からutf8mb4に変更。collation_serverおよびcollation_databaseシステム変数のデフォルト値は、latin1_swedish_ciからutf8mb4_0900_ai_ciに変更。
MySQL8.0では、Unicode9までアップグレードされています、またutf8mb4(4byte)では絵文字を含む文字も処理する事が出来る為、バージョンアップと共に文字コードや照合順序を変更される事もあるかと思います。簡単ですが、手順を再確認して見ました。

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MySQL8.0 エラーログの設定

MySQL8.0のエラーログの設定オプションが変わっているので、Fredのブログを確認しながら検証環境で確認しました。

新しいコンポーネントベースのエラーログには次の機能があり、自分の環境にあった設定を選択する事が可能になっています。

1) ログイベントは、フィルタコンポーネントによってフィルタリングして、書き込みに使用できる情報に影響を与えることができます。
2) ログイベントは、sink (writer)コンポーネントによって出力されます。 複数のシンクコンポーネントを有効にして、エラーログの出力を複数の宛先に書き込むことができます。
3) …

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MySQL SYSスキーマによるモニタリング

SYSスキーマの説明をする機会があったので、改めてMySQL5.7.21でSYSスキーマに関しての概要をまとめたのでご紹介。
Performance_Schema, Information_Schemaを直接確認しないと取得出来無い情報もまだあるけれど、SYSスキーマを利用すれば簡単にMySQLの状態を確認出来、複雑なクエリーを使わないでもロックの状態、メモリーの状態、未使用のインデックス、起動してからの累積値だけれども遅いクエリー等が確認可能です。まだまだ使われていないユーザーも多いけど、便利なので是非活用下さい。

MySQL5.7.21の時点では以下のオブジェクトが存在します。


root@localhost [sys]> select * from schema_object_overview where db = 'sys';
+-----+---------------+-------+
| db  | object_type   | count |
+-----+---------------+-------+
| sys | TRIGGER       |     2 |
| sys | FUNCTION …
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MySQLにてGeoHashを試してみた

MySQLでGeoHashを試してみた。以前、Webサイトを構築したときは、Google Map APIを利用して、住所から緯度経度を逆引きしてvarcharで作った列に情報を格納していましたが、あの時にgeohashを知っていたら色々とサービスで使えたかもしれない。。と思い、少し確認してみた。

MEMO:
Geohashは、任意の精度の緯度と経度座標をテキスト文字列にエンコード
Geohash値は、”0123456789bcdefghjkmnpqrstuvwxyz”から選択された文字のみを含む文字列

Geohash

桁数の誤差による差異

変換テーブル

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MySQL8.0におけるデフォルトの認証プラグインの変更

デモの準備をしていて、MySQL5.7で動いていたページが以下のようにエラーになったので、今後の為にメモ。既にマニュアルやブログで確認してはいて、情報としては認識していたのですがMySQL8.0.4以降の変更点なので忘れてました。

■ 認証プラグインの変更について
MySQL 8.0では、mysql_native_passwordではなくcaching_sha2_passwordがデフォルトの認証プラグインです。

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