SYSスキーマの説明をする機会があったので、改めてMySQL5.7.21でSYSスキーマに関しての概要をまとめたのでご紹介。
Performance_Schema,
Information_Schemaを直接確認しないと取得出来無い情報もまだあるけれど、SYSスキーマを利用すれば簡単にMySQLの状態を確認出来、複雑なクエリーを使わないでもロックの状態、メモリーの状態、未使用のインデックス、起動してからの累積値だけれども遅いクエリー等が確認可能です。まだまだ使われていないユーザーも多いけど、便利なので是非活用下さい。
MySQL5.7.21の時点では以下のオブジェクトが存在します。
root@localhost [sys]> select * from schema_object_overview where db = 'sys'; +-----+---------------+-------+ | db | object_type | count | +-----+---------------+-------+ | sys | TRIGGER | 2 | | sys | FUNCTION …[さらに読む]