本エントリはFirebird Advent Calendar 2015 最終日のエントリです。
去年の同日に以下のような記事を書きました。
2015年のFirebird
とりあげたトピックは次の三つでした。
1.Firebird 3.0のリリース
2.LibreOffice Baseへの組み込みと拡散
3.より容易な開発・組み込み・配布
今年はどうでしょうか?
まず1.Firebird
3.0のリリースは残念ながら2015年に果たすことはできませんでした。ようやく2015年後半にRC1がでただけです。しかしながらさすがに2016年中にはでるでしょう。(というか、でることを期待します)2010年以降のオープンソースRDBMS御三家とSQL標準のリリースは次の図のとおり。
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この記事は、2015年「MySQLマニュアルを読む」アドベントカレンダーの最終日25日目です.
かつてないほど(当社比)にMySQLのマニュアルに触れた25日間も今日が最終日。毎日面白いこと探しのためにマニュアルを眺めていると、不便に感じることがあります。それは、「htmlマニュアルの左側のブロックにあるインデックス(もくじ)に章などの番号がないこと」です。
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本エントリはMySQL Casual Advent Calendar 2015 の24日目です。
MySQL Utilitiesというpythonの便利なスクリプト集があります。1.0のときに梶山さんのブログエントリで紹介されました。その後1.1,
1.2とバージョンを重ね、1.3の時には以下のエントリにて21ユティリティとなり、その主要なツールについて説明してあります。MySQL
Utilities特有のコマンドラインとか、おおまかな動作イメージは今でも以下のエントリが参考になると思います。
Pythonで作られた便利なコマンドラインツール MySQL Utilities(Think
IT)
MySQL Utilities 1.4.2で二つのユティリティが追加され、合計23ツールになりました。
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この記事は、2015年「MySQLマニュアルを読む」アドベントカレンダーの23日目です.
こんにちは!つらいです!
マニュアルをふわふわと眺めるだけのフェーズを過ぎて、やはり、ひとつひとつ実際に試してみたいフェーズに入ってきました。毎日数十分程度の時間じゃぁできません。。
ということで本日はライトな話題で。
MySQLのリファレンスマニュアルには、最終章(26章)に、「MySQL
Workbench」という章があります。
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Generated_Column(生成列)とJSONデータを扱う場合に考慮しておく事
MySQL5.7.9とMySQL5.7.10以降で挙動が異なる為、念の為こちらにメモしておきます。
基本的には、MySQL5.7.10で改善されたという事になります。
http://bugs.mysql.com/bug.php?id=79552
>I think the behaviour you observed in 5.7.9 was actually a
bug.
>The bug was fixed in 5.7.10, which is why you see different
results now. There is some discussion about this in bug#78464 and
bug#76834.
関連要望チケット from Morganさん
https://bugs.mysql.com/bug.php?id=78736
root@localhost [NEW57]> select @@version; +-------------------------------------------+ | @@version | …[さらに読む]
この記事は、2015年「MySQLマニュアルを読む」アドベントカレンダーの22日目です.
昨日の日記では、MySQLマニュアルのもくじより、レベル1(章レベル)の相違点について紹介しました。
今日は、その続きで、レベル2(節レベル)の相違を見ていきます。
なお、ここで章番号は、MySQL 5.7 マニュアルの章番号で書きます(MySQL
5.6 のマニュアルではなく)。
まず第1章General Information より、 1.5 に新たな節が追加されています。
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Firebird Advent Calendar 2015の21日目です。
カーソルの素朴な実装の場合、行頭から行末までフォワードオンリーの動作しかできません。
それに対して「スクローラブル」のカーソルは、その逆のアクセスや、絶対行の指定ができるものです。
オープンソースRDBMS御三家(Firebird, MySQL, PostgreSQL)では、従来素朴な実装として、
フォワードオンリー、リードオンリーのカーソルがサポートされていました。(MySQLではストアドブロシジャが
サポートされた5.0以降)
Firebirdでは2.0から( …
この記事は、2015年「MySQLマニュアルを読む」アドベントカレンダーの21日目ぶんです。
MySQLのマニュアル。全26章から成りますが、実は
バージョン5.6とバージョン5.7で、若干構成が変わっています。
まず今日は、章立てのレベル(レベル1)での違いを紹介します。
1章から17章までは、どちらのバージョンも同じ。
バージョン5.6では 18章として存在していた「MySQL
Cluster NDB 7.3 and MySQL Cluster NDB 7.4 」が、バージョン 5.7 …
MySQLのベンチマークをとるときには巨大なデータセットが必要になります。 mysqlslapを何回か実行して、データを作ってもいいのですがいちいち作るのも手間なので既存のデータを探してみたところ、PerconaのブログでSample datasets for benchmarking and testingというそのものズバリなエントリが。
Page view statistics for Wikimedia
軽く読んでみたところ、記事に載っているデータセットのうちPage view statistics for Wikimediaがなかなか取り回しが良さそうな感じなので、MySQLにインポートしてみることに。
「Page view statistics for Wikimedia」はその名の通り、Wikipediaとその関連プロジェクトのページビューを1時間ごとに集計したファイルです。
ファイルの中身は
fr.b Special:Recherche/Achille_Baraguey_d%5C%27Hilliers 1 624 fr.b …
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