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xtrabackup + InnoDB TDE / keyring_file_dataで--prepareと--move-back 続き

日々の覚書: xtrabackup + InnoDB TDE / keyring_file_dataで--prepareと--move-back の続き

keyring_file_dataを真面目に与えなくても何故か —prepare できてしまったのが謎だったので書き込みながら。

$ for n in {101..10000} ; do
> sudo mysql -e "INSERT INTO d1.t1 VALUES ($n)"
> done
$ sudo xtrabackup --backup -uroot --stream=xbstream | pzstd -dc > test.xb.zst
2024-01-20T05:23:28.912847-00:00 0 [Note] [MY-011825] [Xtrabackup] recognized server arguments: --datadir=/var/lib/mysql
2024-01-20T05:23:28.913000-00:00 0 [Note] [MY-011825] [Xtrabackup] recognized client arguments: --backup=1 --user=root --stream=xbstream
xtrabackup version 8.0.35-30 based on MySQL server 8.0.35 Linux (x86_64) (revision id: 6beb4b49)
..

$ mkdir backup_with_running
$ cd backup_with_running
$ …
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xtrabackup + InnoDB TDE / keyring_file_dataで--prepareと--move-back

xtrabackupの準備


$ sudo dnf install -y https://repo.percona.com/yum/percona-release-latest.noarch.rpm

$ sudo percona-release enable-only tools

$ sudo dnf install -y percona-xtrabackup-80

元記事の順番をかっ飛ばして、元記事の順番その3、 keyring_file_data を相対パスで指定した時のバックアップとリストア(ちなみに標準パスを使おうと絶対パスを使おうと相対パスを使おうと同じだったので他の2つはもうやらない)


$ sudo xtrabackup --backup -uroot --stream=xbstream | pzstd -c > test.xb.zst

2024-01-19T13:48:33.194738-00:00 0 [Note] [MY-011825] [Xtrabackup] …
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keyring_file_dataに相対パスを指定したらdatadirからの相対パスで作られてしまった


TL;DR

  • keyring_file_data に絶対パスを指定したら面倒なことになった
  • 相対パスを指定するとdatadirの真下に作りやがる

準備。 keyring_file_data を指定しない場合はコンパイル時デフォルト (rpmは /var/lib/mysql-keyring 、 Standaloneは basedir/keyring ) に作る。

$ sudo dnf install -y https://dev.mysql.com/get/mysql80-community-release-el8-9.noarch.rpm
$ sudo dnf module -y disable mysql
$ sudo dnf install -y mysql-community-server
$ sudo vim /etc/my.cnf
..
user=mysql
early_plugin_load=keyring_file.so

$ sudo mysqld --initialize-insecure
$ sudo systemctl start mysqld
$ sudo mysql -e "CREATE DATABASE d1; CREATE TABLE d1.t1 (num int) ENCRYPTION='Y'; INSERT INTO d1.t1 …
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MySQL ShellのloadDumpが MySQL Error 1449 (HY000): The user specified as a definer ('xxx'@'%') does not exist で転けたり転けなかったりする

 

TL;DR

  • DEFINERが存在しないSQL SECURITY DEFINERなビューと、そのビューを使ったビューがある時にMySQL ShellのloadDumpが転けることも転けないこともある
    • mysqldumpからのリストアは100%転ける
  • 転けるのが正しい気がするけど何故か転けずに完了してしまうのが気になったのでこのエントリ

参考: 日々の覚書: MySQLの論理バックアップにおける2段階のViewのリストア

下準備。
ビューのDEFINERになっているアカウントをDROPして、「DEFINERが存在しないビュー」「そのビューを使ったビュー」を作る。

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MySQLの論理バックアップにおける2段階のViewのリストア

TL;DR

  • mysqldump とかが CREATE VIEW v1 AS SELECT 1 AS num, 1 AS val とかいう一見VIEW定義となんの関係もない CREATE VIEW 文を吐く理由

mysqldumpは単にアルファベット順にテーブルやビューの定義を取得するので、シンプルに直接 CREATE VIEW を書いてしまうと順番によってはリストアに転ける。

mysql80 38> CREATE TABLE t1 (num serial, val varchar(32));
Query OK, 0 rows affected (0.04 sec)

mysql80 38> INSERT INTO t1 VALUES (1, 'one'), (2, 'two');
Query OK, 2 rows affected (0.01 sec)
Records: 2  Duplicates: 0  Warnings: 0

mysql80 38> CREATE VIEW v1 AS SELECT * FROM t1;
Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)

mysql80 38> CREATE VIEW a_v1 AS SELECT val FROM v1 WHERE num = 1;
Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)

mysql80 38> SHOW TABLES; …
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オープンソースカンファレンス(OSC)2023-Fukuoka 参加

2023年12月9日に福岡市で開催された、オープンソースカンファレンス2023福岡(OSC 2023-Fukuoka)に参加してきました。 相撲の話じゃないですけど、天下納めの九州場所。今年最後のOSCは、やはり九州です。 event.ospn.jp お昼の獲得に失敗 ノッケから「食べ物のうらみ」ですが、各地のOSCに参加する際は、ランチも含めて、当地での食事をとても楽しみにしています。それがですよ。午後イチのセミナーを聞きたかったのに、午前の最後に早めに出るという調整を怠ったせいで、ランチを食べ損なってしまった悲しさ。ただただ私が悪いんですけどね(笑)。 せめてもの福岡らしさを得るために、コ…

Aurora の wait_timeout の挙動が MySQL と違った

TL;DR

  • MySQL は wait_timeout に設定した値ぴったりに、接続が切られる
  • Aurora は wait_timeout の値 + 最大1分 に、接続が切られる
  • エラーメッセージも違う

wait_timeout とは

wait_timeout はアイドルセッションに対するタイムアウトを指定するパラメータです。 SQLが実行されず、アイドル状態(Sleep)がしばらく続くとそのセッションは自動的に切断されます。

wait_timeout (interactive_timeoutもあわせてます)を20秒に設定した状態で、Vanilla …

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SQL Profiling処理について

SQLの処理に時間がかかっている場合は、基本的にEXPLAINで実行プランを確認して頂き、
必要に応じてパフォーマンスチューニングして頂きますが、更にSQLのどのイベントで時間がかかっているか確認したい時はprofilingを利用していましたがDeprecate Noticeが以前から出ているので、
Performance Schemaを用いたProfilingに慣れていく必要があります。どうしても慣れているProfilingをいまだに使いがちなので、こちらに簡単にメモしておきます。色々なサイトで方法を説明して頂いているので詳細は記載しませんが、ここでは少しだけアウトプットを確認し易くしています。

環境

root@localhost [(none)]> select @@version;
+-----------+
| @@version | …
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MySQL Shell dumpInstance の分割ロジック その2

この記事は MySQL Advent Calendar 2023 の23日目の記事です。

MySQL Shell の dumpInstance の chunk ロジックの説明エントリーその2です。 前回の記事では、主キーが数値型以外のケースを説明しました。主キーが数値型以外では、LIMIT句を利用して線形にレンジを求めるロジックが使われます。

今回の記事では、主キーが数値型のケースのロジック (chunk_integer_column) を説明します。

キーが数値型の場合 (chunk_integer_column)

主キーが数値型のテーブルに対する dumpInstance では、BETWEEN句を使ってテーブルを chunk に分割して(小分けにして)、バックアップが取得が行われます。

SELECT SQL_NO_CACHE …
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MySQL Shell dumpInstance の分割ロジック その1

この記事は MySQL Advent Calendar 2023 の21日目の記事です。

dumpInstance

dumpInstance は論理バックアップを取得する mysqlsh のコマンドです。 テーブルを分割し、並列でSELECTし、高速にバックアップしてくれます。

このように、1つのテーブルが複数のファイル(chunk)に分割されて出力されます。

$ ls -al ~/dump | grep pkchar | head
-rw-r----- 1 s-mitani s-mitani 2155324 Sep 11 13:12 t@pkchar_tbl@0.tsv
-rw-r----- 1 s-mitani s-mitani      24 Sep 11 13:12 t@pkchar_tbl@0.tsv.idx
-rw-r----- 1 s-mitani s-mitani 2155324 Sep 11 13:12 t@pkchar_tbl@10.tsv
-rw-r----- 1 s-mitani s-mitani      24 Sep 11 13:12 t@pkchar_tbl@10.tsv.idx
-rw-r----- 1 s-mitani s-mitani 2155324 Sep 11 13:12 t@pkchar_tbl@11.tsv
-rw-r----- 1 s-mitani s-mitani      24 Sep 11 13:12 t@pkchar_tbl@11.tsv.idx
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