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SET_USER_ID権限がないアカウントでViewのDEFINERになっているアカウントをDROP USERしようとするとOperation DROP USER failed for .. as it is referenced as a definer account in a viewのエラーが出るようになった

TL;DR

  • タイトルがすべてを物語っている。 SET_USER_ID権限 があるとこのオペレーションは成功する

  • エラーコードは4006


MySQL error code MY-004006 (ER_CANNOT_USER_REFERENCED_AS_DEFINER): Operation %s failed for %.256s as it is referenced as a definer account in %s.

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Rocky Linux 8とMySQLでcoreファイルが見つからない

TL;DR

—core-fileulimit -c unlimited も設定してるのにcoredumpが見つからない…と思ったら変わっていたらしい。


$ less /usr/mysql/8.0.36/data/error.log

..

2024-03-08T07:36:23Z UTC - mysqld got signal 11 ;

<secret>
/usr/mysql/8.0.36/bin/mysqld(do_command(THD*)+0x15b) [0xde00bb]
/usr/mysql/8.0.36/bin/mysqld() [0xf391b8]
/usr/mysql/8.0.36/bin/mysqld() …
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replicate_wild_ignore_table="mysql.%" で CREATE USERやGRANTがignoreされる理由

TL;DR

  • 体感としては知ってたけどレプリケーションフィルタには対応するコードがなくてもんにょりしていた
  • sql/rpl_filter.cc じゃなくて sql/auth/sql_user_table.cc に埋まっていやがった

ドキュメントには、

ただし、通常はこの情報を間接的に更新するステートメント (GRANT、REVOKE、およびトリガー、ストアドルーチン、およびビューを操作するステートメント) は、ステートメントベースレプリケーションを使用してレプリカにレプリケートされます。

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MySQLで二乗三乗は^じゃないんだじょう

「SQL」は標準化されているとはいえ、特に関数や演算子にはデータベース製品ごとに結構な差異が含まれています。「方言」と呼んだりしますね。 その「方言」のおかげで、うっかりハマったので、紹介するじょう。 計算が合わない! 事の発端は、SELECT句で行っていた少々複雑な計算が、なんか全然違う値を返していることに気づいたこと。式を分解しながら原因を突き止めたところ、累乗の計算で期待と異なる結果を返していることが原因だと分かりました。 何が起きたのか シンプルな例として「10の三乗」が欲しいとします。まぁ、何も考えずに手を動かすと、このように書きますよね。 mysql> SELECT 10^3; +…

MySQLのCHECKSUM TABLEは特別なことをせずに愚直に行を全部読んでチェックサムを取っている

TL;DR

  • タイトルが全て
  • インデックスの情報は考慮しないのでインデックスが違ってもチェックサムは一致する
  • 最終的に行ごとのチェックサムを合計しているので行の順番が違ってもチェックサムは一致する

CHECKSUM TABLE は不思議なちからでテーブルのチェックサムを計算しているかのように思えるかも知れないがさにあらず。
実に地味に1行1フィールドずつ読んでチェックサムを取っている。

https://github.com/mysql/mysql-server/blob/mysql-8.0.36/sql/sql_table.cc#L18745-L18904

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MySQL 8.3.0でmoldリンカがサポートされてたので試した

MySQL 8.3.0がmoldリンカをサポートしていたので、フルビルドがどれくらい早くなるか試してみました。

MySQL :: MySQL 8.3 Reference Manual :: 2.8.7 MySQL Source-Configuration Options

先に結果

8.3.0 フルビルドにかかった時間(リンクだけではなくコンパイル全体にかかる時間)。 環境やオプションは後述。

リンカ make時間(秒)
lld 139
mold 137

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GRANTでデータベース名にワイルドカードを指定することとpartial revokesと

TL;DR

  • partial_revokes が有効な状態だと GRANT ALL ON 'd%'.* TO .. みたいなデータベースワイルドカードの構文が効かない
In privilege assignments, enabling partial_revokes causes MySQL to interpret occurrences of unescaped _ and % SQL wildcard characters in schema names as literal characters, just as if they had been escaped as \_ and \%. Because this changes how MySQL interprets privileges, it may be advisable to avoid unescaped wildcard characters in privilege assignments for installations where partial_revokes may be enabled.

In addition, use of _ and % as wildcard characters in grants is deprecated as of MySQL 8.0.35, and you should expect support for them to be removed in a future version of MySQL.

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オープンソースカンファレンス(OSC)2024-Osaka参画

2024年1月27日に大阪は本町、大阪産業創造館で開催された、OSC 2024 Osaka(オープンソースカンファレンス2024大阪)に、日本MySQLユーザ会としてブース展示で参加してきました。 event.ospn.jp 今回のOSC大阪は、コロナ前と同様にブース展示+セミナーという形でフルサイズでの開催でした。まだ油断できる状況でないところではありますが、それでも「戻ってきた」という感覚を少しずつ得られるようになってきました。個人的にはセミナー45分枠というのは、しっかり学べるという点で良いのですが、もう少しライトに、半分くらいの時間で「紹介」を中心とした枠がいっぱいあると良いなぁと思っ…

mysql_ssl_rsa_setupがopensslコマンドを実行しているだけっぽいので見てみた

TL;DR

実行してるのは以下。


cd $datadir

echo "basicConstraints=CA:TRUE" > cav3.ext

echo "basicConstraints=CA:FALSE" > certv3.ext

openssl version
openssl req -newkey rsa:2048 -days 3650 -nodes -keyout ca-key.pem -subj /CN=MySQL_Server_8.0.36_Auto_Generated_CA_Certificate -out ca-req.pem
openssl rsa -in ca-key.pem -out ca-key.pem
openssl x509 -sha256 -days 3650 -extfile cav3.ext -set_serial 1 -req -in ca-req.pem -signkey ca-key.pem -out ca.pem
openssl req -newkey rsa:2048 -days 3650 -nodes -keyout server-key.pem -subj /CN=MySQL_Server_8.0.36_Auto_Generated_Server_Certificate -out server-req.pem
openssl rsa -in server-key.pem -out server-key.pem
openssl x509 -sha256 -days 3650 -extfile certv3.ext -set_serial 2 -req -in server-req.pem -CA ca.pem -CAkey ca-key.pem -out server-cert.pem
openssl req -newkey rsa:2048 -days 3650 -nodes -keyout client-key.pem -subj /CN=MySQL_Server_8.0.36_Auto_Generated_Client_Certificate -out client-req.pem …
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keyring_fileを消したり戻したりしながら確かめてみる

ただ思いついたことを順番に実行したメモ。


1. keyring_fileを食った状態でt1を作る。
2. keyring_fileをコピーして消す
3. t2を作る -> エラーログなし
4. mysqldを停止してkeyring_fileを戻す
5. mysqldを起動する
6. t1もt2も読める
7. keyring_fileをコピーして消してmysqld再起動
8. t1, t2は読めない -> 起動時のエラーログに出る
9. t3を作る
10. mysqld再起動
11. t3を作った時点でkeyring_fileが変わっているのでt1, t2は読めない、t3だけが読める状態

```2024-01-20T14:29:22.972253Z 1 [ERROR] [MY-012664] [InnoDB] Failed to decrypt encryption information, please check whether key file has been changed!2024-01-20T14:29:22.972297Z 1 [ERROR] [MY-012226] [InnoDB] Encryption information in datafile: ./d1/t1.ibd can't be decrypted, please confirm …

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