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グループレプリケーションの group_replication_applier と group_replication_recovery のリレーログ

TL;DR

  • グループレプリケーションは(形式上かも知れないけど) group_replication_applier というレプリケーションチャンネルと group_replication_recovery というレプリケーションチャンネルを持っている
  • グループレプリケーションの通信が問題なく行われている間は GCS(Group Communication System) から group_replication_applier のリレーログに書き込まれて group_repliation_applierのSQLスレッドが処理
    • この時、プライマリーノードはGCSから応答が返ってきた後にバイナリログに書く
  • グループレプリケーションが途切れてGCSから直接受け取っていない間に発生した書き込みはバイナリログを経由して group_replication_recovery チャンネルを通じて受け取る
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グループレプリケーションのメンバーとInnoDB Clusterのメタデータと cluster.rescan()

TL;DR

  • グループレプリケーション(mysqldそのもの)が認識してるノードの情報は performance_schema.replication_group_members
  • InnoDB Clusterの中でMySQL ShellとMySQL Routerが使うノードの情報は mysql_innodb_cluster_metadata.instances
  • 整合性が取れなったら cluster.rescan でグループレプリケーション側の情報を正としてInnoDB Clusterのメタデータを修正できる

以下、 performance_schema.replication_group_members をメンバー、 mysql_innodb_cluster_metadata.instances をメタデータと略するます。 メンバーにいるけどメタデータにいないパターン 再現方法

  • 手で(=MySQL Shellを使わずに)グループレプリケーションのノードを追加したり、 …
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シングルプライマリーとDDLとDMLと

TL;DR

  • シングルプライマリー構成のInnoDB Clusterにおいて
    • プライマリーノードで ALTER TABLE 中の後続のDDL, DMLはプライマリーノードでブロックされない限りは ALTER TABLE を追い越してコミットすることができる
      • コミットされた後続のDDL, DMLはセカンダリーのリレーログに渡ってリプレイされるので(セカンダリーでの実行にかかる時間程度で)データが同期される
    • セカンダリーノードで ALTER TABLE をリプレイ中にプライマリーで実行されたDDL, DMLはその対象に関わらず 「セカンダリーでリプレイ中の ALTER TABLE を追い越せない」
      • よって、セカンダリーノード側で最初に受け取った …
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Update for last week (2020-02-24~ 2020-03-01)

MySQL Weeklyでは1週間ごとにMySQLのrelease-note, bug, official blog, organizationによるblog, 個人のblogをまとめ紹介しています。
更新は月曜 10時(AM)です。先週一週間のMySQL関連の更新を再確認するのにご活用ください。

また、このブログ記事はGitHub上で管理されていますMySQL-weekly repository。Issue, pull-request歓迎です。(完全に同期できているわけではありません)

Release note

( …

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Ubuntu仮想環境 "Multipass" にトライした話(1)

 Ubuntu仮想マシンをぽんぽん立ち上げられる "Multipass" というものがあると知り、興味を持ちました。 例えば MySQLレプリケーションの例を示す時にも、MySQLサーバがどのように動作しているかを理解している人向けには「ポートを変えて立ち上げています」で通じますが、多くの人は「別々のサーバ上で動作している …

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MySQL ST_PointFromGeoHash で得られる点はどこの点

 ST_GeoHashで得たハッシュ文字列を ST_PointFromGeoHashでPOINTに変換する際に選ばれる点は、どこの点なのかという疑問が、先日発生しました。

失礼しました。。
確かに、一旦POINTに変換していましたね。
(POINTに変換される時の座標の決め方は私も気になりました)

— Yoshiaki Yamasaki (@yyamasaki1) 2020年3月5日

MySQL の GeoHash系関数に、当該GeoHashの範囲を得られる何か(ST_PolyFromGeoHashとかST_MaxLatFromGeoHashとかのようなもの)があれば簡単にこの問いには答えられるのですが、あいにくそれらの関数はないため、とりあえず状況証拠から想像する作戦を採ることにしました。

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きょうMySQLユーザ会20周年イベントをやっているはずだった

 2020年、日本MySQLユーザ会(MyNA)は設立20年を迎えます。15周年の時にはコロプラさんに全面的にご支援いただいて、記念イベントを開催しました。コロプラさん、その節はどうもありがとうございました。このご恩は5年経っても、たぶん10年経っても忘れません!

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MySQLの生成列を使って緯度・経度の列をGEOMETRYに

 緯度と経度それぞれが別々のカラムに格納されているデータに対して、生成列を使ってGEOMETRY型のカラムとして扱えるようにする方法を考えてみました。速度面で何かディスアドバンテージがあるのか否かは未知数ですが、こんな方法もあるのだというヒントになればと思い、書いてみました。

元データの用意

 まず、緯度、経度それぞれが別々のカラムに格納されているテーブル spot1 を作成し、データを投入します。

DROP TABLE IF EXISTS spot1;
CREATE TABLE spot1 (
  id integer auto_increment,
  name varchar(256) ,
  lat double ,
  lng double ,
  PRIMARY KEY (id)
);

INSERT INTO spot1 (name, lat, lng) VALUES ('サークルハッピー寺院', 35.16110304 ,136.87678426);
INSERT INTO spot1 (name, lat, lng) VALUES ('旋法学園螺旋',         35.16814112 ,136.88577498);
INSERT INTO spot1 …
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壊したマルチプライマリーモード、その後に

TL;DR

  • グループレプリケーションが他のノードから受け取ったクエリーは hostname-relay-bin-group_replication_applier* というリレーログに保管される
    • グループレプリケーションといえどリレーログなので再起動とかで勝手に消えはしない
      • RESET SLAVE で消せる。
      • 【2020/03/09 16:34】relay_log_recovery = ON でも消せる
  • グループレプリケーションの復旧はかなり面倒なので、一回クラスター破棄して作り直した方が楽かも

日々の覚書: MultiPrimaryModeのGroup Replication環境を崩壊させるテスト

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MySQL 8.0.19が来た! その2: mysqlコマンドラインツールのbinary-as-hexがデフォルトでオンに。

MySQL 8.0.19が来た! その2: mysqlコマンドラインツールのbinary-as-hexがデフォルトでオンに。

2020-01-13にMySQL 8.0.xのメンテナンスリリースである8.0.19が出ました。

多くの機能が追加されましたが、本ブログではあまり他の人が取り上げなさそうなものをご紹介します。
今回はmysqlコマンドラインツールのbinary-as-hexについて。

いきなり顛末はこちら。

MySQL8でCHAR関数がドキュメントどおりになってない(41から始めました)

# 私は40くらいからMySQLはじめてたみたいです。

ちなみにドキュメントではもともと「デフォルトでは、CHAR() …

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