今まではinnodb_log_file_sizeを変えると
テーブルスペースとログファイル両方の再作成が必要だったのが、すごくお手軽な感じになっていた!
121109 10:39:01 [Warning] InnoDB: Resizing redo log from 2*8192
to 2*16384 pages, LSN=1626134
121109 10:39:01 [Warning] InnoDB: Starting to delete and rewrite
log files.
121109 10:39:01 [Note] InnoDB: Setting log file ./ib_logfile101
size to 256 MB
InnoDB: Progress in MB: 100 200
121109 10:39:02 [Note] InnoDB: Setting log file ./ib_logfile1
size to 256 MB
InnoDB: Progress in MB: 100 200
121109 10:39:02 [Note] InnoDB: Renaming log file ./ib_logfile101
to ./ib_logfile0
121109 10:39:02 [Warning] InnoDB: New log files created,
LSN=1626134
テンポラリファイル作って内容を移してリネームしている様子。
…
rpmでMySQL-serverをインストールすると、最後に自動でmysql_install_dbが流れるけれど、
mysql_install_dbに--random-passwordsオプションというのが出来て、rpmでインストールした時にはそのオプションが有効な状態で流れるとのこと。これによって、rootの初期パスワードが空っぽじゃなくなる。 ⇒/root/.mysql_secretというファイルに書いてあった。 カレントディレクトリじゃなくてホームディレクトリに作るっぽい。 中身はこんなの。
# cat /root/.mysql_secret# The random password set for the root
user at Fri Nov 9 10:15:47 2012 (local
time): EtZjQcMc
# mysql -pEtZjQcMcmysql> SELECT user,host,password FROM
mysql.user;ERROR 1820 (HY000): You must SET PASSWORD before
executing this …
オラクルではMySQLのマニュアルを完全に日本語化することができておらず、更新情報もぜんぜん追いついていないのが現状だ。(その代わり、英語のマニュアルは素晴らしいのひとことだ。)オラクルは関知していないのだが、NRIのオープンソース情報サイトであるOpenStandiaで、MySQLの更新履歴が日本語化されている。英語はちょっと苦手だなーという人はこちらを覗いてみると良いだろう。ただでさえ更新履歴は膨大な情報である。日本語化されることによって助かるという人も多いのではないだろうか。もちろん、社内公用語が英語になるなどの事情で英語を勉強したい人は、敢えて英語のマニュアルだけを読むべきであろう。
ということで、ジョジョをやっと60巻まで読んだ私がついこんなタイトルにしてしまいましたが。とにかくざっくり知りたい方は是非オトコの以下のエントリをご参照ください。
開発スピードアクセル全開ぶっちぎり!日本よ、これがMySQL 5.6だッ!!
で、私のほうはそれにとりあげられなかった子ネタを順次。
ひとつめはinnodb-read-onlyオプション。このオプションはMySQLサーバを読み込み専用モードにして、DVDやCDのような読み込み専用メディアのInnoDBテーブルをアクセスする、というもの。
同じOSSDBではFirebirdが同様の機能を持っており, gfix -mode read_only …
MySQL 5.1で使ってたmy.cnfを試しに5.6で動くようにしたときの差分す。網羅的には調べてないんで他にも廃止になったパラメータはあるかもです。あくまで参考までに。
# log-binにパラメータ指定しないと怒られます -log-bin +log-bin = mysqld-bin # old-passwordsはオン、オフだけじゃなくて引数(0, 1, 2)が必須になって、引数の値によって挙動がかわります。 -old-passwords +old-passwords = 1 # これ指定しないと、リモートからのpre-4.1な認証方法で接続できないです +skip-secure-auth # これ指定しないと、pre-4.1な認証方法で接続できないです★下に追記あり +default-authentication-plugin = mysql_old_password # パラメータ名変更 -table_cache = 8192 +table_open_cache = 8192 # パラメータ廃止 …[さらに読む]
米国で行われているMySQL Connectというイベントで、ついにMySQL 5.6 RC(リリース候補版)が発表された。リリース候補版ということは、これが次の正式版になるということだ。MySQL 5.5は5.1から凄まじい進化を遂げたバージョンであった。だが、MySQL 5.6はさらにそれを上回る進化を遂げている!正直ここまでの進化を誰が予想しただろうか、いや誰も出来なかったであろう。これまで、α版が出たときから何度か新機能について紹介してきたが、今回改めてMySQL 5.6の新機能を振り返ってみようと思う。すべてまとめるともの凄い内容だ。興奮して夜も眠れなくなること請け合いだ。MySQLの進化が止まるのでは?などという心配は吹き飛び、もはやもうちょっと小出しにしなくて良かったのか?と心配してしまうレベルである。
…
[さらに読む]DDLとデータは末尾に示しますが、複合インデックスが効くはずのクエリなんだけどナめてる行数が多くて困ったというお話です。(MySQL 5.1.55)
このクエリで返ってくる行数は246件なんですが、それにしてはナめてる行数(rows)がやたら多いです。where句で使っているageとlast_updateとで複合インデックスを張っているのに、です。
between使用:
explain extended select id from betweeeeen where age between 30 and 35 and last_update >= 946612000 \G
↓
id: 1
select_type: SIMPLE
table: betweeeeen
type: range
possible_keys: i1
key: i1
key_len: 10
ref: NULL
rows: 4625
filtered: 100.00 …[さらに読む]
前回はMySQL Beginner Talkにて「インストールのお作法」しゃべらせていただきましたが、今回はJapan
Oracle User Groupにて、オラクル! ではなくMySQLのお話をさせていただきます。
今回のテーマは「もっともっとMySQL♪気軽に試す各種機能」ということで(読み筋は宇宙人)ほかのデータベースでは実際に動かすのに苦労する各種機能をさくっと動作させて実際に試してみよう、というところをメインにお話させていただきます。ご興味のあるかたは是非登録のうえご参加ください。無料です。
JPOUG> SET EVENTS 20120721
JUGEMテーマ:コンピュータ
最近、IPv6へ移行する動きが世界中で高まっている。(参考:IPv6、本格導入を全世界で一斉に開始 - CNET Japan)MySQLでもIPv6を使って接続したいというニーズはあるだろう。実は、MySQLでもバージョン5.5.3からIPv6による接続をサポートしている。今日はMySQLサーバーにIPv6で接続する方法を紹介しよう。
デフォルトの状態ではIPv6による任意のホストからの接続はできない。ローカル(::1)による接続なら可能だが、他のホストからのログインを許可するには設定が必要だ。とはいえ設定は至って簡単で、次のようにbind_addressを設定するだけである。
[mysqld] (中略) bind_address=::
…
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