MySQL 5.6 の検証中に MySQL 5.5 とは違うタイプのレプリケーション遅延を見つけたので紹介します。
MySQL のレプリケーションのおさらい
MySQL のレプリケーションは次のような仕組みで動作しています。
- マスターの更新トランザクションが binlog を書く
- スレーブの I/O スレッドがマスターに接続し、 binlog を取得し、 relaylog を書く.
- マスター側はスレーブからの接続を受け付けると(dump スレッド)、指定された場所から最新までの binlog を転送する
- binlog が追記されるのを待ってさらにスレーブに送る
- スレーブのSQLスレッドが relaylog を再生する
MySQL 5.5 でよくあったレプリケーション遅延
…
[さらに読む]