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2016年のFirebird, 3.0とともに

本エントリはFirebird Advent Calendar 2015 最終日のエントリです。

去年の同日に以下のような記事を書きました。

2015年のFirebird


とりあげたトピックは次の三つでした。

1.Firebird 3.0のリリース
2.LibreOffice Baseへの組み込みと拡散
3.より容易な開発・組み込み・配布


今年はどうでしょうか?

まず1.Firebird 3.0のリリースは残念ながら2015年に果たすことはできませんでした。ようやく2015年後半にRC1がでただけです。しかしながらさすがに2016年中にはでるでしょう。(というか、でることを期待します)2010年以降のオープンソースRDBMS御三家とSQL標準のリリースは次の図のとおり。

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スクローラブルカーソル(Scrollable Cursors)

Firebird Advent Calendar 2015の21日目です。

カーソルの素朴な実装の場合、行頭から行末までフォワードオンリーの動作しかできません。
それに対して「スクローラブル」のカーソルは、その逆のアクセスや、絶対行の指定ができるものです。

オープンソースRDBMS御三家(Firebird, MySQL, PostgreSQL)では、従来素朴な実装として、
フォワードオンリー、リードオンリーのカーソルがサポートされていました。(MySQLではストアドブロシジャが
サポートされた5.0以降)

Firebirdでは2.0から( …

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コラム:僕と火の鳥との出会いと、そのころの出来事

Firebird Advent Calendar 2015の9日目です。

Firebirdについての記事を書くために多くのWeb記事をあたっていました。
その途中で、ちょっと懐かしい林さんのコラムを見つけました。


コラム2:僕と火の鳥との出会いと、そのころの出来事


私も便乗して似た内容で書いてみます。

僕がFirebirdと出会ったのは、2002年の春だったと記憶しています。ちょうどその頃、僕は今は亡き(あるある)ジャストシステムに所属していて、一太郎Officeでのデスクトップデータベース「五郎」の開発を終え、Audio …

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オープンソースRDBMSにUPSERT(MERGE)が揃いました。

本エントリはFirebird Advent Calendar 2015の二日目です。

オープンソースRDBMS御三家(Firebird, MySQL, PostgreSQL)の中では、唯一FirebirdがSQL標準のMERGE文に対応していました。

MySQLではINSERT IGNOREにて、マッチしたときに、なにもしない(IGNORE = DO NOTHING)、
INSERT … ON DUPLICATE KEY UPDATEにて、マッチしたときに、更新(DO UPDATE)することにより、
MERGE文相当の処理ができていました。

PostgreSQLでは手軽に行えるUPSERTの機能はなかったのですが、今回MySQLのINSERT … ON DUPLICATE KEY UPDATEに
似た独自構文にて、9.5で対応することになりました。マッチしたときに差分表(m_shain)で更新するには、次のような例になります。

INSERT INTO shain(id, name) select id, name FROM m_shain ON CONFLICT ON CONSTRAINT 制約名 DO UPDATE …

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Firebirdでの数値の扱い方を知る

本エントリはFirebird Advent Calendar 2014の22日目です。(21日目はこちら)でまだ24日目の参加者募集中

参照しているのはカルロスの以下のプレゼンテーション資料です。

Understanding numbers in Firebird (Carlos Cantu, Firebase.com.br)

2013/2014年はほとんど動きが見えなかったFirebirdプロジェクトですが、本年後半から徐々にまた動き始めました。これからしばらく …

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Firebirdのトランザクション 他のRDBMSとの比較

本エントリはFirebird Advent Calendar 2014の18日目です。nakagamiさんによる(17日目はこちら)でまだまだ参加者募集中

さてFirebirdのトランザクション内部構造に踏み入る前に、Firebirdのトランザクションの特性を他のRDBMSのものと比較してみます。

主要なRDBMSがサポートする分離レベルとデフォルト値

凡例) ◎デフォルト値, ○サポート, −未サポート, ↓指定すると、次のレベルで動作
------------------------------------------------------------------------------------------------
ANSI SQL 分離レベル …
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Firebird 3.0 SQL新機能: (4) Security/Monitoring

本エントリはFirebird Advent Calendar 2014の13日目です。(12日目はこちら)でまだまだ参加者募集中

セキュリティとモニタリングについては3.0では以下のSQL新機能が追加される予定です。

(1) ユーザ管理(ユーザ属性の追加と新しい管理テーブルの追加)
(2) データベース暗号化
(3) 拡張されたオブジェクト権限
(4) DDL権限
(5) データベースレベル権限
(6) SET ROLE TO ロール
(7) モニタリング(拡張統計情報、クエリプラン、など)

(1) についてFirebird …

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Firebird 3.0 SQL新機能: (3) DDL

本エントリはFirebird Advent Calendar 2014の12日目です。林さんによる(11日目はこちら)でまだまだ参加者募集中

DDL(Data Definition Language)では以下の機能追加が予定されています。

(1) カラムのNUUL可・不可の管理
(2) ALTER DATABASE ... SET DEFAULT CHARACTER SET
(3) IDENTITY カラム
(4) RECREATE SEQUENCE, RECREATE GENERATOR
(5) DDLトリガー
(6) Database LINGER

(1) はFirebird/InterBase界隈の人以外には伝わりにくいと思うのですが、実はFirebirdではカラムやドメインのNULL, NOT NULLを変更するためにはALTER TABLE …

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Firebird 3.0 SQL新機能: (2) PSQL(Procedural SQL)

本エントリはFirebird Advent Calendar 2014の10日目です。(9日目はこちら)でまだまだ参加者募集中

PSQL(Procedural SQL)とはFirebird/InterBaseでストアドルーチン(ファンクション、プロシジャ)に利用されるSQLです。
OracleでいうPL/SQL, Microsoft SQL Server/Sybase ASEでいうT-SQL, IBM DB2/MySQLでいうSQL/PSMにあたります。

PSQLとして3.0では以下のSQL新機能が追加される予定です。

(1) SQL functions
(2) Sub-routines
(3) External functions, procedures and triggers on c/c++/Pascal/Java etc.
(4) Packages
(5) Exceptions with parameters : EXCEPTION ... …

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Firebirdリリース戦略と2015/2016年のロードマップ(5) 今後の開発とバージョン4.0

本エントリはFirebird Advent Calendar 2014の6日目です。(5日目はこちら)でまだまだ参加者募集中

今後はタイムベースでのリリースが予定されています。

メジャーリリースはフルの開発に18-24ヶ月費やし、一つのメジャーリリースは12-18ヶ月ごとにおこないます。
またポイントリリースを年に二回くらいの頻度でおこなうことを予定しています。

3.0の次のメジャーリリースはバージョン4.0になる予定で2016年にスケジュールされています。

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